ローカルニッポン
豊島区
良品計画は2017年11月に、豊島区とFF(Female/Family Friendly)パートナーシップ協定を締結しています。公園でのマルシェ開催や定期的な意見交換の場づくり等、中小公園や遊休地を地域コミュニティの場へと再生する協働プロジェクトをすすめ、まちづくりにつなげています。
豊島区は23区の北西部に位置し、副都心池袋をはじめ交通アクセスのよさや利便性の高さが有名ですが、この豊島区、実は日本一の高密都市なのです。地図でみるとふくろうが翼を広げているような形をしており、区内のあちこちにふくろうの像やレリーフをはじめとした「認定フクロウ」たちがいたり、池袋東口には「ふくろう交番」もあります。
豊島区というと、池袋のイメージが強いと思いますが、池袋から一駅行くだけで、個性豊かなまちが多くあるのも特徴です。閑静な住宅街の目白やおばあちゃんの原宿として知られる巣鴨、駒込や雑司が谷などは江戸時代からの歴史や文化が感じられるエリアもあります。
それぞれのエリアがとても個性的なことから、都心にあって、ローカルという言葉が似合います。池袋周辺を中心に再開発で街並みが大きく変わっていますが、一方、昔ながらの住宅街や日常生活がいまもなお息づいているのが特徴です。
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- 池袋
- 雑司ヶ谷
- 目白
- 長崎
- 大塚
- 駒込
- 巣鴨
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池袋
言わずと知れた副都心である池袋、東側と西側で異なる表情を持っています。東はランドマーク サンシャインをはじめとした商業施設のほか、あうるすぽっとやシアターグリーンなどの舞台施設も多くある一方、老舗メイドカフェなど日本のサブカルチャーの発信地としての一面も。また、リニューアルされた南池袋公園は都会のオアシスで多くの人々で賑わっています。西の駅周辺は歓楽街で賑やかですが、少し歩くと、立教大学や重要文化財「自由学園明日館」があり、昭和初期に多くの芸術家が住んでいた「池袋モンパルナス」など文化的な要素も多くあるエリアです。
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雑司ヶ谷
雑司が谷は、池袋から徒歩圏内にあって、重要文化財・雑司ヶ谷鬼子母神堂、古い家並み、文化人が眠る雑司ヶ谷霊園、手塚治虫が創作活動を行った並木ハウス、雑司が谷旧宣教師館、東京音楽大学など、歴史と文化を感じさせる静かでどこか懐かしい雰囲気の漂うまちです。 また、2008年の副都心線の開業を機にできた新しい店や文化が混ざりつつあります。
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目白
目白通りを中心に、閑静な住宅街と大学が立地する学生のまちであるとともに、個性的なギャラリーや歴史を感じさせる教会や洋館など山手文化が息づく街です。さらに、童話雑誌「赤い鳥」に因んで命名された数寄屋造りの茶室「赤鳥庵」を配した回遊式庭園「目白庭園」など、大正デモクラシーの息吹を伝える文化資源にも恵まれています。
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長崎
江戸の近郊農村として栄え、長崎神社の長崎獅子舞、冨士元囃子、浅間神社の富士塚などの貴重な文化財が今に伝えられています。また、大正末から昭和初期にかけ、多数のアトリエ付き借家群が建てられ、若い画家や詩人らが住み、創作活動に切磋琢磨する「アトリエ村」が形成されました。南長崎には、手塚治虫をはじめ、日本マンガ史にその名を刻む多くのマンガ家たちが若き青春の日々を過ごした「トキワ荘」がかつてあり、“マンガ文化発祥の地”として語り継がれています。
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大塚
鉄道と都電が交差する大塚は、戦前は都内有数の繁華街で池袋より栄えていたといわれ、昭和初期からの花町の面影が一歩路地に入ると料亭などにわずかに残っています。駅周辺の再整備も進む一方、個性的な飲食店や宿泊施設なども充実し、都電の見える風景とともに最近は外国人観光客にも人気のエリアです。
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駒込
5月には満開のツツジに彩られる駒込駅の北西側一帯は、かつて「染井」と呼ばれ、江戸時代には植木の一大生産地として栄えました。「ソメイヨシノ」の発祥の地でもあります。また、国内初の栄養学の専門大学である女子栄養大学駒込キャンパスがあり、「食」を通した健康増進の建学理念が地域の中で実践されています。
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巣鴨
巣鴨は旧中山道の江戸の出入口にあたり、「とげぬき地蔵」と全国的に知られる地蔵通り商店街は、「おばあちゃんの原宿」として連日多くの人々で賑わっています。また、西巣鴨の一部には寺町があり、戦前期には大都映画撮影所であった旧朝日中学校は平成16年より12年間にわたり、地域の人々を巻き込んだ文化芸術創造拠点「にしすがも創造舎」がありました。
地域でえらぶ
つながりを深めるコミュニティを再生すること、自然との共生を取り戻すこと。よりよい未来に向けたさまざまな取り組みは、すでに各地で始まっています。